アメリカ ドル (USD)
スモールヘッド紙幣について

JETCHECKERコラム編集部

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2024年発行新日本紙幣

スモールヘッド紙幣とは

スモールヘッド紙幣とビッグヘッド紙幣

アメリカ ドル (USD) 紙幣の新旧について、券面肖像画の大きさにより以下の2つの分け方をする事があります。

呼び方 発行年
スモールヘッド (small head) 主に1990年以前
ビッグ ヘッド (big head) 1990年より後
※ 1ドル・2ドル紙幣は現在もスモールヘッド紙幣です

実際の紙幣の画像を御覧ください。
左下の20ドル紙幣がビッグヘッド紙幣、それ以外の3枚がスモールヘッド紙幣になります。

アメリカ ドル (USD) のスモールヘッド紙幣について

スモールヘッド紙幣の真贋判定

スモールヘッド紙幣の偽札判別は難しい

1990年以前に発行されたスモールヘッド紙幣にはたくさんの種類の偽札が存在します。
一見して偽札とわかるものから非常に高精度の偽札まで存在しますが、これらスモールヘッド紙幣の確実な偽札判別は以下の理由で大変困難です。

品質がとても低いスモールヘッド紙幣

真券スモールヘッド紙幣は下表の点でばらつきがとても多く (低品質)、それが原因で真券判定そのものが大変困難になっています。
表に書かれている特徴は典型的な偽札の特徴でもあるため、偽札を厳密に判別しうよとするほど真券紙幣を偽札として誤判別する頻度が上がってしまうからです。

真券スモールヘッド紙幣のばらつき
セキュリティ機能 紙幣に施されたセキュリティ機能が少ない
紙質 紙幣により紙質が極端に異なる
印刷位置 印刷位置が中央から大きくずれている紙幣が存在する

紙幣判別の現場におけるスモールヘッド紙幣に対する運用方法

両替ショップや金融機関等の紙幣判別を行う現場では、以下3パターンのスモールヘッド紙幣運用を行っています。

パターン1