レジの違算を減らすための根本対策

JETCHECKERコラム編集部

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2024年発行新日本紙幣

店舗型のビジネスをされている方は、少なくとも一度は「レジに入力されている金額より、実際にレジに入っている現金が少ない」という「レジの違算」に直面したことがあるかと思います。レジの違算が発生すると、店長も従業員もその対策に時間が終われるだけでなく、従業員との間の信頼関係にも影響します

以下では、レジの違算を減らすための根本対策を紹介します。

なぜレジの違算が起こるのか

レジの違算を減らす前に、なぜレジの違算が起こるのか考えてみましょう。

1. 従業員の不正

レジ入力は正しく行われ、計算ミスやおつり渡し間違えはないが、従業員がレジからお金を盗んでしまった場合です。

レジのシフト交代のたびに、レジを締めて、レジのドロワー内の現金と、レジに入力された数字が一致しているかを確認していれば「誰がシフトで入ったときに、現金が少なかったか」が分かります。しかし、営業終了後に一日一度レジ締めを行っている場合は、誰かを特定できません。このようなスキに付け込んで、現金を抜く誘惑に負けてしまう従業員は、実は多いのです。

2. 数え間違い

お客様から受け取った現金を計算間違いしてしまい、気づかずに入金してしまった場合です。

例えば、お客様が「9,000円」をレジ係に渡し、レジ係も「9,000円」としてドロワーに入金したが、実は8,000円しかなかったというケースを想像してみてください。この場合、レジ締め時に「1,000円足りない」ことが判明します。

なお、数え間違いはレジ係の作業中だけではありません。レジを締めた後にドロワー内の紙幣・貨幣をチェックする際にも数え間違いは生じるため、こちらも注意が必要です。

3. おつりの渡し間違い

お客様におつりを多く渡してしまう、または少なく渡してしまう場合です。

お客様におつりを「3,000円」渡すところを、誤って「4,000円」渡してしまった場合、お客様はおつりが多いことに気が付いても「言わなければばれない。ラッキー」と、そのまま1,000円多く持って帰ってしまうことがあります。

4. レジ入力ミス

商品の代金、お客様から受け取った金額はどちらも正しいが、レジに間違った金額が入力されてしまった場合です。

例えば、「500円」の商品を販売する際、お客様から「500円」をもらって正しく決済されたのだが、レジには間違って「600円」と入力してしまった場合です。この場合、レジ締め時に「レジ入力と現金を比較すると、現金が100円足りない」ということになります。

5. 紛失

レジ入力やおつりを渡す時、またはレジ締めの時に、紙幣や硬貨を紛失してしまった場合です。

特に、レジにお客様が何人も並んでいるときに、お金を落としてしまったがすぐに見つからない場合に多発します。この場合、レジ係は「後で探して拾おう」と思いますが、レジ対応に追われてそのまま忘れてしまい、自分のシフトが終わった後に、別のレジ係に引き継いでしまい、結果レジ締め時に「足りない」ことが判明します。

レジの違算を減らすための根本対策

ミスや不正の発生ポイントを可視化する

ミスや不正が発覚したときに 「それは誰がレジを触っていた時に発生したのか」を可視化することで、ミスと不正に対する抑止力となります。

“誰が” がわかるようになれば、従業員はミスをしないようにより注意深くなり、不正行為の抑止にもつながります。

監視カメラも抑止力としては良いのですが、カメラでわかるのは “疑わしい” ということだけで、お金をポケットに入れたなど、余程わかりやすい不正 でなければ発生ポイント (誰が) を明らかにすることはできません。

特に金銭授受に関するミスの場合、録画データから違算の原因となった金銭授受を特定するのは極めて困難です。

"定期的なレジ点検の実施" が唯一の根本対策

適切なタイミングでレジ点検を行うことにより違算の発生を確実に減らせます。

“点検”とは違算を確定する作業のことです

ではなぜ定期的な点検によりなぜ違算の発生を減らせるのか。

それは「点検の度に違算を確定させることで、レジ担当者のミス・不正を抑止できるから」です。

具体的なレジ点検の方法

具体的な点検作業は3つのステップで実施します。

レジ点検の3ステップ
レジ点検の3ステップ

「担当者専用のマイドロワー」 の準備が重要なポイントです。

マイドロワーに対して担当者本人が適切なタイミング (STEP.01 / STEP.02) で点検を実施すれば、どのレジ担当者のときに違算が発生したかを正確に確定することができます。

この手順で行っているのは「レジ担当者の責任範囲を明確にする」事に他なりません。

レジ担当者の責任範囲を明確にすることにより、担当者は緊張感と責任感を持ったレジ業務を行うようになります。

この緊張感と責任感がミスや不正行為の抑止に大きな効果を発揮します。

【STEP.1 】マイドロワーに釣銭準備金を用意

【STEP.2 】[レジ開局点検] マイドロワー内の釣銭準備金を確定

【STEP.3 】[レジ交代点検2] マイドロワー内の現金有高を確定次のレジ担当者はSTEP.1から始める

実効的な点検には紙幣計数機が必須です

効果的に、そして継続して点検作業を行うには、短時間で正確に点検を行える事が重要になります。

点検結果が不正確では意味がないことはもちろんのこと、なにより点検に手間がかかっていると作業そのものが億劫になり習慣とならないからです。

忙しい現場で定期的な点検を継続して実施するためには、点検作業が簡単かつ短時間に行える事が重要であり、そのためには紙幣計数機による点検が必須となります。

レジ点検に最適な紙幣計数機とその使い方

短時間で正確に点検・精算を行うには紙幣計数機を使う必要があるのは当然ですが、どんな紙幣計数機でも良いわけではありません。

レジ点検・精算業務を行う紙幣計数機は、次の機能を全て搭載している事が推奨されています。

※ 当社の紙幣計数ジェットチェッカーはすべてのモデルで下記の全機能を標準搭載しています。

  1. 金種判別機能
  2. 金種別計数機能
  3. 混合金種一括計数機能
  4. 積算モード

 

紙幣計数機を使ったレジ点検の具体的な方法について、以下のページで詳しく説明しています。

当記事と併せてぜひご覧になってください。

紙幣計数によるレジの違算対策

毎日膨大な量の時間と人件費が 違算解決のために費やされています

導入事例インタビュー

ジェットチェッカーを導入いただいた企業さまから、導入の動機から導入後の効果や社員さまからの評判をインタビューして参りました。

売上金の計数、金種ごとの仕分けに使用。短時間で釣り銭用紙幣の向きを揃えたり、100枚ごとの計数も可能で大変重宝しています。

スタッフからはスピードと使い勝手の良さで高く評価されています。他の営業所でも、現在使っている他製品からジェットチェッカーへの切り替えを希望する声があがっています。

混合金種紙幣の一括計数

複数の金種が混ざった紙幣を毎分1100枚のスピードで一括カウント

・金種ごとの枚数

・合計金額

を正確に表示します。

※ 二千円札等の旧紙幣にも対応

混合金種紙幣の自動仕分け

複数の金種が混ざった紙幣を自動で金種毎に仕分けます。

仕分け途中で止まらず最後まで自動で仕分けを行うことが可能です。

これは2ポケット構造の紙幣計数機のみが持つ最大の特徴です。

※ 普及している1ポケット構造の紙幣計数機は異金種を読み込むたびにカウントが停止し手で紙幣を取り除く必要があるため、仕分けに手間と時間を要します。

お札の向きを自動で揃える

お札の上・下・表・裏を自動で揃えます

向きを揃えるのに必要な計数はわずか2回。

毎分1100枚のスピードで一瞬でお札の向きを揃えます。

この機能も2ポケット構造の紙幣計数機のみが持つ最大の特徴です

※ 一般的な1ポケット紙幣計数機でお札の向きを揃えることはできません

きまった枚数の束にお札を仕分ける

あらかじめ設定した枚数にお札をまとめるバッチモード搭載

設定した枚数までカウントすると自動的に計数を停止、計数済みの紙幣を取り出すと自動で計数を再開します。

バッチモードを使えば、大量の紙幣を50枚・100枚といった決まった枚数の束に正確スピーディに仕分けることができます。

ジェットチェッカーのラインアップ

金融機関・両替サービス向け インバウンド事業向け 小売店向け
紙幣計数機ジェットチェッカー バンキング 紙幣計数機ジェットチェッカー タイリク 紙幣計数機ジェットチェッカー シマグニ
対応通貨数 18通貨 4通貨 日本円専用
通貨自動判別機能
計数機能 混合金種一括計数モード / 金種別計数モード / 金券モード / 面揃えモード / バッチ計数モード
詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
バンキング タイリク シマグニ
用途 金融機関・両替サービス等 インバウンドビジネス全般 コンビニ・スーパー・小売店等
対応通貨 18通貨 4通貨 日本円専用
通貨自動判別機能
計数機能 混合金種一括計数モード / 金種別計数モード
金券モード / 面揃えモード / バッチ計数モード
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