[外貨両替] ジェットチェッカーで紙幣計数時に通貨の
自動判別を行う

JETCHECKERコラム編集部

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2024年発行新日本紙幣

外貨両替所で利用されている紙幣計数機のほとんどは、「計数時に読み取る通貨を指定してから、計数を開始する」製品です。

最近では、当社のジェットチェッカー上位機種である「ジェットチェッカーバンキング」をはじめ、「通貨を自動で判別して計数を行う」機能を搭載した紙幣計数機が登場しています。以下でご紹介します。

通貨の自動判別機能とは

通貨の自動判別機能とは

紙幣の自動判別機能とは、「紙幣計数機で、紙幣を数える際に、都度『日本円』『アメリカドル』『中国元』などの通貨の設定を行わなくても、自動で通貨を判別してくれる機能」です。

通貨の自動判別機能がない紙幣計数機は、計数開始時に「通貨を選択」する必要があります。搭載されている通貨一覧から、計数したい通貨を選択してから、紙幣を計数機に乗せて計数開始します。対応通貨が多い紙幣計数機の場合、対応通貨が多数表示されるため、設定画面を何画面かスクロールして、通貨を設定しなければならない場合があります。

これに対して、通貨の自動判別が搭載されている機種は、計数機に紙幣を載せるだけで計数が開始されます。通貨の設定は一切不要で、紙幣投入ポケットに紙幣を置くだけです。紙幣を置くと、紙幣検出後に自動で通貨設定が行われ、その後通常の計数が開始されます。

1つの通貨しか扱わない業種(小売業、飲食業、電車・鉄道などの交通インフラ、警備会社の現金回収など)であれば、設定されている通貨を変更する必要はありませんが、外貨両替所や銀行など、複数通貨を扱う業種の場合、非常に便利な機能となります。

なお、「どのように自動判別が行われるのか」ですが、弊社の対応機種には4つのセンサー(画像センサー、磁気センサー、赤外線センサー、磁気センサー)が搭載されており、これらを利用して「この通貨は日本円か、アメリカドルか、中国元か」という判別を行います。ジェットチェッカーシリーズは、世界最大手の銀行や世界最大手の送金サービス企業などで利用されており、その判別性能は高い信頼性を誇ります。

通貨自動判別機能のメリット

通貨自動判別機能のメリット

外貨両替所における、通貨自動判別機能のメリットは2点あります。

1:顧客対応時間の短縮

顧客対応時間の短縮については、具体的には2つの面で短縮効果があります。1つ目は「紙幣計数で通貨設定を行う時間の短縮」です。

外貨両替所では、両替にいらっしゃったお客様が取り出した通貨を見て、紙幣計数機の通貨の設定を行います。この設定に数秒~10秒程度かかります。さらに、複数の通貨を同時に両替したいお客様の場合、この設定作業が繰り返し発生します。紙幣計数機の操作に慣れていない窓口担当者の場合、設定変更をどのように行うのか、どのように対応通過を表示させるのかで迷ってしまい、さらに時間がかかる場合もあります。

ジェットチェッカーバンキングを利用すると、乗せるだけで通貨設定が完了するため、通貨の設定が不要になります。よって、設定時間や、設定に迷う時間をまるまる短縮可能です。

2つ目は、「両替紙幣受取時に、どの通貨かを調べる時間の短縮」です。

一目見て分かる「日本円」「アメリカドル」「中国元」であればよいですが、見慣れない通貨の場合、慣れていない窓口担当者が「そもそもこの通貨は何か」を調べるのに時間がかかる場合があります。特に「以前あちこちに海外旅行に行っていたが、もう使わない通貨を両替に持ってきた」というお客様の場合、そもそもどの通貨が両替対応しているのか、どの通貨は対応していないのかを、ぱっと見るだけでは判別できない場合があります。

紙幣に書いてある情報を元に検索したり、対応通貨リストをチェックしたりするといった対応で、数十秒~数分が無駄に消費されてしまいます。

ジェットチェッカーバンキングを利用すると、紙幣を乗せると「対応通貨は自動判別して計数開始」「対応していない通貨は自動で排出」されるため、そもそも対応通貨かどうかを確認する時間が不要になり、大幅な時間短縮が可能です。

2:顧客満足度の向上

顧客対応時間が短縮できることは、すなわち「顧客満足度が向上する」ことを意味します。外貨を日本円に両替しに来るお客様は、「早く両替を済ませて日本円を受け取りたい」ので、窓口担当者の仕事が遅かったり、何人も列を作っていると、立って作業完了もしくは順番が来るのを待つことになります。これは快適なことではありません。

また、窓口担当者が「この通貨は何かな。見たことがないな」と思いながら、紙幣を確認したりすると、お客様からすると「この両替所は外貨をちゃんと理解しているのだろうか。本当に大丈夫か」と不安になります。

外貨両替所にとってのお客様への誠意は、「両替レート」と「不安のない迅速なサービス」が最も重要です。ジェットチェッカーバンキングを利用頂くと、お客様に対して自信を持って迅速なサービスを提供できるため、お客様の満足度が向上します。

ジェットチェッカーについて

外貨両替を行う両替所や金融機関は、多くの種類の通貨を大量に扱うという業務上、紙幣計数機を最も厳しい環境で利用するユーザーです。ジェットチェッカーは、世界最大手の銀行や世界最大手の送金サービス企業、また中央銀行などでも採用されている高品質・高信頼の紙幣計数機です。

1分間で1,100枚の高速計数可能な紙幣計数機のジェットチェッカーは、4つのセンサーで最新の米ドル・中国元の偽札を判定可能で、12通貨対応で両替業務や国際業務にも最適であることに加えて、複数の計数モードを活用頂くことで現金を扱うあらゆる業態の業務効率を改善します。

本体の大きさはわずか30cm四方程度であるため、設置に大きなスペースは不要です。また、重量は10kgであるため、設置や移動もお一人で行っていただけるサイズです。外部表示機と組み合わせると、計数した内容をカウンター越しにお客様に表示することもできます。

当社は、高品質・高信頼の紙幣計数機を、販売会社などを通さずにダイレクトに販売することで、高いコストパフォーマンスを実現しています。

なお、ジェットチェッカーは、通貨自動判別機能を持つ「ジェットチェッカーバンキング」と、自動判別機能を省いた「ジェットチェッカー」の2製品のラインアップがあります。

ジェットチェッカーバンキングは、日本市場への投入に向けて最終調整を行っております。ジェットチェッカーバンキングに関して詳しい情報提供をご希望される方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

導入事例インタビュー

ジェットチェッカーを導入いただいた企業さまから、導入の動機から導入後の効果や社員さまからの評判をインタビューして参りました。

売上金の計数、金種ごとの仕分けに使用。短時間で釣り銭用紙幣の向きを揃えたり、100枚ごとの計数も可能で大変重宝しています。

スタッフからはスピードと使い勝手の良さで高く評価されています。他の営業所でも、現在使っている他製品からジェットチェッカーへの切り替えを希望する声があがっています。

混合金種紙幣の一括計数

複数の金種が混ざった紙幣を毎分1100枚のスピードで一括カウント

・金種ごとの枚数

・合計金額

を正確に表示します。

※ 二千円札等の旧紙幣にも対応

混合金種紙幣の自動仕分け

複数の金種が混ざった紙幣を自動で金種毎に仕分けます。

仕分け途中で止まらず最後まで自動で仕分けを行うことが可能です。

これは2ポケット構造の紙幣計数機のみが持つ最大の特徴です。

※ 普及している1ポケット構造の紙幣計数機は異金種を読み込むたびにカウントが停止し手で紙幣を取り除く必要があるため、仕分けに手間と時間を要します。

お札の向きを自動で揃える

お札の上・下・表・裏を自動で揃えます

向きを揃えるのに必要な計数はわずか2回。

毎分1100枚のスピードで一瞬でお札の向きを揃えます。

この機能も2ポケット構造の紙幣計数機のみが持つ最大の特徴です

※ 一般的な1ポケット紙幣計数機でお札の向きを揃えることはできません

きまった枚数の束にお札を仕分ける

あらかじめ設定した枚数にお札をまとめるバッチモード搭載

設定した枚数までカウントすると自動的に計数を停止、計数済みの紙幣を取り出すと自動で計数を再開します。

バッチモードを使えば、大量の紙幣を50枚・100枚といった決まった枚数の束に正確スピーディに仕分けることができます。

ジェットチェッカーのラインアップ

金融機関・両替サービス向け インバウンド事業向け 小売店向け
紙幣計数機ジェットチェッカー バンキング 紙幣計数機ジェットチェッカー タイリク 紙幣計数機ジェットチェッカー シマグニ
対応通貨数 18通貨 4通貨 日本円専用
通貨自動判別機能
計数機能 混合金種一括計数モード / 金種別計数モード / 金券モード / 面揃えモード / バッチ計数モード
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バンキング タイリク シマグニ
用途 金融機関・両替サービス等 インバウンドビジネス全般 コンビニ・スーパー・小売店等
対応通貨 18通貨 4通貨 日本円専用
通貨自動判別機能
計数機能 混合金種一括計数モード / 金種別計数モード
金券モード / 面揃えモード / バッチ計数モード
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