[金券ショップ向け]
外貨両替業務を
はじめる3ステップ

JETCHECKERコラム編集部

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インバウンド観光客の急増に伴い、外貨両替業務を始める金券ショップが急増しています。以下では、金券ショップが外貨両替を始めたほうがよい理由、そしてはじめるための3ステップについてご紹介します。

金券ショップの市場規模は縮小傾向

金券ショップの市場規模は縮小傾向

いわゆる「古物商」のビジネスの中でも、インバウンド観光客にも支えられ、ブランド品の買取販売は好調を続けています。しかし、金券ショップは以下の3つの要因が影響して「右肩下がり」を続けています。

(1)ネット予約

「金券ショップで数百円を節約するよりも、スマホで即予約完了・チケットレス利用」の流れが強まっています。東海道新幹線では、これまで年会費が必要だった「エクスプレス予約」に加えて、2017年には年会費不要の「スマートEX」がサービスを開始し、現在では東海道新幹線ユーザーの3人に1人がネット予約で乗車しているとされています。

新幹線以外も、航空券、映画チケットなどがネット予約で先行し、最近では「紙に印刷された金券」ではなく、QRコードを利用した支払いが増加し、ますます金券ショップの必要性が減少しています。

(2)人口減少

日本は既に総人口が減少をはじめており、2018年には44万人が減少しています。総人口だけではありません。労働人口は特に1947年~1949年生まれの団塊の世代が還暦を迎え、大量退職の真っただ中です。

2016年の労働人口と、2020年の労働人口を比較すると、なんと244万人もの減少が見込まれています。人口が減る、ということは、移動をする人が減り、かつ出張で新幹線などに乗る層が大幅減少することを意味します。

(3)出張経理の透明化

「満額の交通費支給をもらい、金券ショップでチケットを安く買う」というやり方も、大手企業では既に終わりを迎えています。大手企業では、購買の集中化して購買ボリュームを交渉材料にディスカウントを要求、ならび経理の一元化・透明化を推し進めています。

また、中小企業であっても、航空会社などが企業ごとのIDを発行し、出張者が金券ショップではなく企業ごとの専用ホームページでそこでのみチケットを買うように誘導するようになっています。サラリーマンが金券ショップを使うことで、数百円、千数百円のお小遣いを得ていた時代はゆっくりと終わりつつあります。

金券ショップと外貨両替は親和性が高い