JETCHECKERコラム編集部
現代のビジネス環境では、時間は最も貴重な資源の一つです。
特に紙幣を取り扱う業務においては、正確かつ迅速な計数が不可欠です。
ジェットチェッカーは、高速かつ正確に大量の紙幣を計数する事ができ、金種や通貨が混在する紙幣も処理することができます。
ジェットチェッカーを導入する事により、手作業による計数と比較して、劇的な時間削減を実現し、作業効率を大幅に向上する事ができます。
具体的には、手作業での計数作業にかかる時間を平均で90%以上削減することが可能です。
手作業による計数とジェットチェッカーによる計数能力の差は、次のようになります。
手作業の場合 | ジェットチェッカーの場合 | ||
---|---|---|---|
初心者 | ベテラン | ||
1回あたりの計数可能枚数 | 50枚 | 100枚 | 200枚 (※) |
1回あたりの計数時間 | 105秒 | 75秒 | 15秒 |
計数ごとのインターバル時間 | 10秒 | 5秒 | 1秒 |
※ 紙幣投入口には最大で 500 枚の紙幣を置けますが、計数済みポケット (スタッカー) の最大容量が 200 枚のため 200 枚計数したところ で自動的に一時停止します。
計数済みポケットから紙幣を取り出すと計数を自動再開します。
インターバル時間 “1 秒” は計数済みポケットから紙幣を取り出す時間です。
手作業の場合 | ジェットチェッカーの場合 | ||
---|---|---|---|
初心者 | ベテラン | ||
総計数時間 | 840秒 | 300秒 | 30秒 |
総インターバル時間 | 70秒 | 15秒 | 2秒 |
合計 | 910秒 (約15分) | 315秒 (約5分) | 32秒 (約0.5分) |
実際のシナリオで、手作業による計数とジェットチェッカーによる計数でどれくらい作業時間に差が出るかを見てみましょう。
下記内容の紙幣束の中にある千円札の枚数を計数し向きを揃える
1千円札:300 枚 / 5千円札:50 枚 / 1万円札:50 枚 (合計 400 枚)
step.1 / 選別 | 1千円紙幣のみを選別 |
step.2 / 面揃え | 全紙幣の方向 (表裏上下) を揃える |
step.3 / 計数 | 紙幣の計数 |
step.4 / 検算 | 再度係数して同じ結果となることを確認 |
手作業の場合 | ジェットチェッカーの場合 | ||
---|---|---|---|
初心者 | ベテラン | ||
step.1 / 選別 | 約15分 400枚の計数時間と同じに設定 | 約5分 400枚の計数時間と同じに設定 | 約0.5分 400枚の計数と同時間で選別可能 この時点で計数も完了します |
step.2 / 面揃え | 約 23 分 300 枚の計数時間の倍に設定 | 約8分 300枚の計数時間の倍に設定 | 約1.5分 300枚の1千円紙幣をジェットチェッカーに4度通すことで方向を揃えることができます |
step.3 / 計数 | 約11分 | 約4分 | step.1で計数済みなので不要 |
step.4 / 検算 | 約11分 |