入金機に入れる前の紙幣計数を短時間で終わらせる方法

かつては、金融機関や電車の駅、大規模な商業施設でのみ利用されていた入金機(売上金を投入し、提携警備会社が回収する機械)は、現在で中小店舗、例えば飲食店やスーパーマーケット、病院、リサイクルショップなどで幅広く利用されています。

「売上金の合計金額を確認せず、そのまま入金機に投入している」という方も多いかと思いますが、入金機に入れる前に売上金の合計金額は確認すべきです。以下では、その理由と、短時間で紙幣計数を終わらせる方法をお伝えします。

 

 

なぜ入金機投入前の紙幣計数が必要か

なぜ入金機投入前の紙幣計数が必要か

多くの店舗・施設では、「入金機は正確だから、特に確認せずに売上金に現金を投入している」のではないかと思います。しかし、入金機も機械です。それも、デジタルなデータをやり取りする機械ではなく、現金という「モノ」を取り扱う機械です。よって、念には念を入れて、入金機投入前に金額を確認しておくことをおすすめします。以下がその理由です。

 

1.異物混入があると入金機が正しく計数されない

入金前の現金、特に紙幣は束ねておかないと散乱してしまうので、輪ゴムやクリップなどで束ねているという方は多いかと思います。入金機は異物が投入された場合に、異物を検知する機能がありますが、入金機も機械なので100%正確に動作するわけではありません。例えば、紙幣と輪ゴムが一緒に投入されたために、紙幣の一部が正しく認識されなかった、ということもあります。この場合、誤った入金額のまま処理されてしまうリスクがあります。

 

2.紙幣に汚損や劣化があると入金機が正しく計算されない

紙幣は「紙」なので、汚れが付着してしまったり、一部破れてしまったりということもあります。また、問題なく使われている紙幣であっても、一般に流通している期間が長いと、紙幣自体が劣化してしまうことがあります。このような紙幣が入金機に投入されると、正しく読み取られるべき紙幣が、誤って認識されたり、または認識がなされずに処理されることもあります。

 

3.入金機の部品が摩耗・劣化すると入金機が正しく計算されない

入金機は、紙幣や硬貨を処理するために作られた機械です。デジタルデータのみをやり取りする機械に比べると、部品点数が圧倒的に多いのが特徴です。そして入金機の部品は、現金を処理するたびに徐々に劣化していきます。部品が劣化した結果、「入金できない」「画面が表示されない」「異音がする」といった分かりやすい異常が出れば「入金機が壊れたな」と分かります。しかし、最も困るのが「入金機自体は正常に処理されているように見えるのに、実は間違った金額で処理されていた」というものです

入金機を利用する場合、通常は警備会社と提携をして「入金機からの現金の取り出し・運搬・口座への入金処理」を行っているかと思いますが、注意しなければならないのは「入金機に投入された金額(=入金機が認識した金額)が正として処理される」という点です。もし入金機自体に問題があると、金額認識自体に誤りがあり、処理が誤り続けていた、という可能性だってあるのです。

「とはいえ、入金機から取り出された現金は、警備会社で再度数えなおすから安心」と思われる方もいるかと思います。実際、警備会社の多くは真面目に現金の計数処理を行っていますが、100%そうだとは限りません。というのは、警備会社からすると、入金機からの「現金回収処理業務」(三号警備、三号業務と呼ばれています)は、手間がかかる割に儲からない仕事として有名なのです。「手間をちょっと省けば、コストが削減出来て利益がもっと出る」場合に、警備会社の現場責任者が計数を省略してしまう、なんてこともあり得ない話ではないのです。

入金機も警備会社も信頼しすぎてはいけません。一番信頼できるのは、自分の目で見た現金の金額です。

 

 

入金機投入前の売上金額を確認する方法

入金機投入前の売上金額を確認する方法

では、入金機投入前の売上金の合計金額をどのように確認するのがよいのでしょうか。以下で見ていきましょう。

 

1.手で計算する

以下のような業態であれば、手で売上金を計算するのはよい選択肢となります。

1つは、中小の飲食店や小売店のように、毎日の売上が数万円程度とさほど多くない場合です。しかしこうした店舗では、取扱金額が少ないため、入金機を使うコストが見合わないのが実情で、入金機を利用しているケースが皆無といってよいでしょう。

もう1つは、お客様支払いのほとんどが電子決済で、現金取扱が少ない場合です。例えば電子決済の顧客にポイントや割引などを提供して、電子決済に誘導している店舗では、現金の取り扱いが非常に少ないことがあります。

計算する方法は、難しくありません。まず紙幣を金種ごとに分けて、一度枚数を数えた後に、再度枚数を数えてダブルチェックします。貨幣も同様ですが、貨幣の場合は枚数が多い場合は、コインカウンターを導入してもよいでしょう。計数にかかる時間は数分から10分程度となります。

 

2.機械で計算する(紙幣計数機)

次に、機械(紙幣計数機)で計算する場合ですが、以下のような場合は紙幣計数機の利用をおすすめします。

1つめは、毎日の売上が10万円を超える場合です。10万円を超えると紙幣の枚数も少なくとも数十枚になります。これを複数回、手で数えるのは、時間がかかることと、計数の正確性に問題があることの2点で避けるべきで、紙幣計数機を使いましょう。

2つめは、レジが複数台ある場合です。レジ金額の不一致を正確に確認するには、レジごとにレジ締めが必要になりますが、これを手でやっていると時間がかなり取られしまい、正確性にも問題が生じるためおすすめできません。紙幣計数機であれば、1台のレジで10秒で済むところを、手で計算すると数分~10分かかる場合もあります。

3つめは、人件費が高い場合です。例えば、一日の最後のレジ締めをかなり遅い時間に行っている店舗は多いかと思います。この場合、往々にして夜間労働となってしまうため、賃金の25%を上乗せして支払う必要があります。手で計算させた場合の人件費と、紙幣計数機を使った場合の人件費を一定年数で比較した場合、計数回数が多いほど、夜間作業時間が多いほど、紙幣計数機の利用にメリットがあります。

 

 

世界最高水準の紙幣計数機「ジェットチェッカー」で売上金の計数を10秒で終わらせる

世界最高水準の紙幣計数機「ジェットチェッカー」で売上金の計数を10秒で終わらせる

紙幣計数機を選択するには、大きく分けて3つのポイントがあります。

 

1.エラーが起こっても計数を止まらないか

大量の紙幣を数えている途中で、以下のエラーが発生するたびに紙幣計数がストップしたら倍を考えてみてください。

  • 紙幣が折れていた
  • 紙幣が汚れていて読み取れなかった
  • 紙幣の一部が破れていた

エラーで紙幣計数が止まると、エラーとなった紙幣を取り除いて、再び紙幣計数をスタートさせる必要があります。そして、またエラーが起こったら同じ作業を行う必要があります。つまり、エラーのたびに手作業が必要となるので紙幣計数の作業を効率的に行えなくなるのです。

これを避けるたびには、「2ポケット式」の紙幣計数機を選ぶ必要があります。つまり、計数済みの紙幣と、エラーがあった紙幣を別々の場所に排出できるようにすることで、エラーがあっても計数を継続できます。

 

2.複数の金種を一度に計数できるか

紙幣計数機の処理速度がいくら早かったとしても、一種類の金種しか同時に計数できない機械だと、「紙幣を金種ごとに分ける手間」と「別な金種が混ざっていた場合にエラーが発生する手間」がかかります。

これを避ける方法は簡単です。「複数金種(一万円札、五千円札、二千円札、千円札)が混ざっていても計数できる紙幣計数機」を選ぶ、これだけです。

 

3.多くの紙幣を計数しても簡単に壊れないか

最後に、基本的な機能ですが最も重要なポイントです。紙幣計数機を利用する店舗・施設では、少なくとも数百枚、多いと数十万枚、数百万枚の紙幣を毎日計算します。安価な紙幣計数機や、信頼性が低いものだと劣化が早く、すぐに故障や部品交換、場合によっては買いなおしが発生してしまいます。

これを避けるためには、「紙幣が大量に計数される環境で導入された事例があるかどうか」を確認することです。紙幣計数が多い場所で導入されているということは、簡単には壊れない

これらの3点を満たす紙幣計数機が、当社のジェットチェッカーです。

  • エラーが起こっても、計数を続けられる2ポケット搭載型
  • 複数の金種を一度にまとめて計数できる高機能タイプ
  • 世界最大手の銀行でも導入実績がある高信頼製品

短時間で計数を済ませて、入金機の金額認識トラブルを未然に防ぐには最適の製品です。詳細の資料をお送りいたしますので、ぜひお問合せください。