導入事例

グローバル大手金融機関

金融機関世界ランキングトップ5社のうち3社が採用。支店とキャッシュセンターで業務効率の向上、偽札の真贋判定、汚損紙幣の回収に活用

導入機種 ジェットチェッカー

 
グローバル大手金融機関
金融機関概要 世界ランキング トップ5に入る銀行を中心とする金融グループ
資産総額 [3社合計] 10兆4000億ドル (2018年)
売上総額 [3社合計] 2700億ドル (2018年)
従業員数 [3社合計] 100万人以上 (2018年)
事業内容 個人・法人向け銀行業、クレジットカード、保険、投資銀行、住宅ローン、資産管理、プライベートバンキングなど

 

導入先: グローバル大手金融機関について

ジェットチェッカーは、グローバル金融機関の総資産ランキングトップ5に入る3金融グループで利用されています。導入先の金融機関の規模は、日本のメガバンク3行 (三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ)を上回る規模となります。

3社合計の資産総額は10兆4000億ドル (1130兆円)、売上総額は2700億ドル (29兆円)、従業員は100万人超という規模で、フルラインアップの金融サービスをアジア、米州、ヨーロッパ、中東、アフリカで展開しています。

 

 

ジェットチェッカー導入前の課題

大量の紙幣を扱う金融機関の特性上、導入行では以下の課題を持っていました。

 

(1)偽札対策

キャッシュレス化の進展に伴い、紙幣自体の流通量は減っていますが、いまだに偽札の流通が確認されることもあるため、金融機関として偽札対策を怠ることはできません。念を追うごとに精巧になっていく偽札を、紙幣計数時に「いかに高速かつ正確に真贋鑑定を行うか」が重要な課題となっていました。

 

(2)バッチ作業の効率化

紙幣計数を行う際に、同じ金種を「10枚ごと」「100枚ごと」というように、特定の枚数でまとめる作業が発生することがあります。この際に、銀行の担当者が全て手で数えると非効率かつ間違いが多いため、

こうしたバッチ作業は紙幣計数機で行う必要があります。手軽で正確・高速にバッチ処理が行えることに加えて、「対象の紙幣を扱ってもエラーが少なく、稼働し続ける」紙幣計数機が必要となりました。

 

(3)汚損紙幣回収の効率化

市中で流通している紙幣が一定程度以上に汚損したり、破れたりした場合、金融機関はそれを回収する義務があります。この作業はフィットネス・ソート [fitness sort] とも呼ばれる、金融機関の重要な作業です。

フィットネスソートを行う際に、紙幣計数機で毎日数十万枚、数百万枚を計数します。この際に、「回収すべき汚損紙幣」と「回収すべきでないきれいな紙幣」をいかに高速かつ高精度で判別するかで、事務効率が大きく変わってきます。よって、より高速かつ高精度の紙幣計数機が求められていました。

 

(4)旧紙幣回収の効率化

ここ数年で、複数の主要通貨で新札が発行開始、または発行が予定されています。
ユーロ: シリーズ2 (2013年)
アメリカドル: 100ドル札の新版 (2013年)
中国元: 100元札の新版 (2015年)
イギリスポンド: 5ポンド (2016年), 10ポンド (2017年), 20ポンド (2020年), 50ポンド (2021年)
日本円: 日本銀行F号券 (2024年)

新札が発行されると、各銀行は中央銀行と連携して旧紙幣の回収を行う必要があります(この回収業務はエミッション・ソート [emission sort] とも呼ばれます)。このため銀行は、新紙幣と旧紙幣を正しく判別して、新紙幣は市中の流通に戻し、旧紙幣は回収して中央銀行に送らねばなりません。全ての旧紙幣を正しく判別・回収するためには膨大な労力がかかるため、業務の効率化が必要でした。


上記に加えて、「堅牢性」も課題でした。大量の紙幣を扱う金融機関という特性上、一つの紙幣計数機で毎日数十万枚、数百万枚と紙幣計数を行うと、耐久性のない機種だと数週間、または数日で部品の故障や動作の不具合が発生してしまいます。このため、計数量が多くても、安定して動作し続ける堅牢性も重要な要素となりました。

 

 

ジェットチェッカーの導入範囲

ジェットチェッカーの導入範囲

ジェットチェッカーは、大きく分けて2タイプの店舗・センターで導入されています。

 

(1)支店

各銀行の支店でジェットチェッカーは利用されています。例えば、カウンターで顧客から受け取った紙幣の計数ならび真贋判定、また顧客に支払う紙幣の計数などです。支店では、顧客対応するカウンターでの業務と、顧客と直接接しないバックでの業務がありますが、ジェットチェッカーはそのどちらにも利用されています。

 

(2)キャッシュセンター

紙幣処理を集中的に行うための事務センター、通称「キャッシュセンター」で、ジェットチェッカーは大量に導入されています。支店では、紙幣の計数ならび真贋判定が主な使われ方ですが、キャッシュセンターではこれに加えて「汚損紙幣の回収(フィットネスソーティング)」が加わります。

国により定められている条件をジェットチェッカー上で設定し、その条件通りにフィットネスソーティングを行っています。

 

 

ジェットチェッカーの効果

各金融機関でそれぞれ数千台のジェットチェッカーが導入されていますが、効果は目覚ましいものでした。支店ならびキャッシュセンターの両方で、偽札検出率の向上、ならび業務効率アップを実現しました。また、キャッシュセンターにおいては、汚損紙幣の回収の効率化も合わせて実現しました。

また、新紙幣への切り替わりタイミングでの旧紙幣回収にも、ジェットチェッカーは威力を発揮しています。旧紙幣と新紙幣を正しく判別して、旧紙幣の場合は汚損や破れがなくても回収する処理の迅速化に役立っています。

なお、キャッシュセンターでの利用は、場合によって1台あたり数十万枚、数百万枚の計数を行うという厳しい利用環境となります。よって、年に数回、消耗部品の交換などのメンテナンスを行っています。

 

 

ジェットチェッカーについて

銀行などの金融機関は、紙幣を大量に扱うという業務上、紙幣計数機を最も厳しい環境で利用するユーザーです。ジェットチェッカーは、世界トップ5の金融機関のうち、最大手を含む3社が利用されている高品質・高信頼の紙幣計数機です。

1分間で1,100枚の高速計数可能な紙幣計数機のジェットチェッカーは、4つのセンサーで最新の米ドル・中国元の偽札を判定可能で、12通貨対応で両替業務や国際業務にも最適であることに加えて、複数の計数モードを活用頂くことで現金を扱うあらゆる業態の業務効率を改善します。

本体の大きさはわずか30cm四方程度であるため、設置に大きなスペースは不要です。また、重量は10kgであるため、設置や移動もお一人で行っていただけるサイズです。外部表示機と組み合わせると、計数した内容をカウンター越しにお客様に表示することもできます。

高品質・高信頼の紙幣計数機を、販売会社などを通さずにダイレクトに販売することで、高いコストパフォーマンスを実現します。

日々の紙幣計数業務に、ジェットチェッカーをぜひご活用ください。